2017/02/15
今日の日の出は 6:27
なんと2分も急に早くなるの?
地球ってすごいんですね~♪
今日はシニアのフットトリートメントをしていて思うことをちょっと書きます♡
テゴコロとしては、シニアの足の浮腫みを軽減する方法としては…。
①手技療法・トリートメント
②運動療法
③食事療法
④セルフケア
その他として、下肢の静脈瘤などがおありの方は着圧ストッキングも有効です。(塞栓症や糖尿病のおありの方にはご注意が必要です。)
多いですよ。冷たくて浮腫みのある足。
高齢者の浮腫は、筋肉の減少、サルコペニアで老人性浮腫もあり、疾患に伴う浮腫もあり、動かないことによる運動性浮腫もあるので、一筋縄では難しいのです。本当に難しい。ケアの継続…。そしてやっぱり予防ケアの重要性がカギかなと思います。
デイサービスでは、機能訓練のメニューがしっかり入っていますので運動療法と共にトリートメントの効果も期待できます。
しかし、グループホームなどの生活支援の場合は、施設によって状態が異なります。
居宅でお過ごしのシニアの方はどうでしょうか…。
足の筋肉が低下、骨量の低下、感覚器の低下、様々な身体機能の低下によって、転倒のリスクは日々高くなります。
シニアが昨日と同じ状態で今日もいるということは、とても難しいのです。
デイサービスを利用してからのトリートメントでは、はっきり言えばもう遅い気がしてならない。
いつから予防ケアはすればいいのか?
私がお手本にしたいHさんをお話をさせていただきます。
トリートメントをさせていただいているデイサービスをご利用中の90代の方の足を拝見する度にその素晴らしさに感激しています。
この方の素晴らしさの秘訣は?
☆足に乾燥がみられない。これはご本人は昔から馬油をきになったところに塗っていた。
☆足の指の動きが大変良い。これは施設をご利用になる前からご自身でストレッチ的な運動をされていた。
☆浮腫みがない。これは、ふくらはぎに病院で購入したという保温力も兼ねているサポーターを着用されています。
☆寝たきりにだけはなりたくないという強い気持ちを持っている。
誰に手伝ってもらわずにこうして努力をされています!!
ご長寿にみられる生きることへの執着
これは、戦争や貧困の時代を生き抜いてこられた世代ならではの強さであると感じます。
私たちは本当に「生きる」ということに価値を感じているんでしょうかね…。
死ぬことがあたり前だった世の中から、生きることがあまり前になった世の中になりましたから。
90代の足をみていると、私のだらしなさ、虚弱さ、いたらなさをつくづく感じます。
「しっかりしろ!!」
と私はいつも喝をいただく感じです。でも…。そのご利用者様が、
「毎週いつも、こうして足を褒めてくれるからね…。先生だけよ。褒めてくれるの。」
「いつも元氣をもらってんの。いったいいつまで生きるのかってやんなるけどね。」と笑顔でおっしゃってくれるんです。
これが、ケアセラピーなのです。
この方へのトリートメントから得たものがテゴコロケアセラピーが生まれるきっかけになりました。
施術を受ける側も、施術をする側も満たされる関係が生まれます。
世代間の交流でもあり、エネルギーの交流でもあります。
フットトリートメントは足だけをみているだけではありません。
ただ冷えが軽減すれば、浮腫がなくなれば、解決でしょうか。
冷えの解消であれば温浴させ、浮腫の軽減だけをしたいのなら着圧ソックスまみれにすればよいのでしょうか?
単なるケアとケアセラピーの微妙な違い
何か感じていただければと思います…。
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